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葬儀事情と豆知識 その3 [葬儀事情と豆知識]
今回もまつのみくまさんにお話をうかがいましょう。
葬儀事情と豆知識は不定期で更新します。
バックナンバーはこちら↓
葬儀事情と豆知識 その1
葬儀事情と豆知識 その2
さくたろう(以降さく):こんにちは、まつのみくまさん。
先日は取材写真にご協力いただきまして、ありがとうございました。
まつのみくまさん(以降まつ):こんにちは。いえいえどういたしまして。
しかしびっくりしましたね。下半身ガムテープでぐるぐる巻きでしたから
さく:えなんのことでしょう
まつ:いえいえなんでもないです。
それでは今回は「どんどん小規模化していく葬儀」のお話です。
さく:はい。お願いします。
まつ:日本はどんどん高齢化社会になっていますね。
それに伴い、会葬者(葬儀参列者)の人数が昔と比べるととても減少してきました。
ちなみに10年前の平均会葬者は150名。
それが近年は100名を切っています。
まあもっとも都心部以外ではいまだ150名前後の式が一般なんですけどね。
さく:ぶっちゃけ、田舎のほうがいまだに派手なんですね。
まつ:昔から村八分という言葉があります。
あまりいい言葉ではないですね。
大辞泉によると、
「江戸時代以降、村落で行われた私的制裁。村のおきてに従わない者に対し、村民全体が申し合わせて、その家と絶交すること。『はちぶ』については、火事と葬式の二つを例外とするところからともいう。」
とあります。
残り二分の一つは火事・一つは葬儀、これを例外とする。
こればっかりは仲間はずれにはしないということです。
さく:そうなんですか初めて知りました
ということは、火事と葬儀は、村落の中ではもっとも重要なことなんですね。
まつ:そのとおりです。
葬儀というのはそれほど重要で、どんな人でも地域の人達が手助けし、葬列を組んで執り行われてきたものなのです。
さく:そういえば、昔田舎の葬儀に参列したことがあります。
もちろんご自宅でのご葬儀で・・・
田舎のお宅は広いですからね、参列者全員がふすまを取り除いた大広間に座り、葬儀後に会食がありました。
その食事もご近所の方の炊き出しの手作りのものでしたっけ。
まつ:それが昔からの日本の葬儀のあり方ですね。
しかし最近では、葬儀各社が便利な総合葬祭会館を建設したことにより、昔さくたろうさんが参列されたような葬儀・・・町内会(講中)の炊き出し、駐車場係り、誘導係りなどお手伝いが必要なくなり、帳場受付のみをお願いする。
それさえもご近所の方にご負担をかけてしまうとお考えの喪家は、香典という相互扶助の考えもご辞退されるケースが多くなってきました。
会葬者の人数が減少してきている要因の1つです。
さく:はぁ~なんだか寂しい気もしてきますね。
まつ:近隣とのつながりが希薄になってきた住宅事情(核家族化・マンションの増加)が最大の原因だと思われます。
会葬者がたくさんの場合、多くの気苦労が喪家にはかかり、葬儀後も多くの負担が強いられます。
ただ多くの方に見送って頂けたことは、ご家族には励みになります。
一方少ない会葬者の場合、大切な方との最期の時間もゆっくりできた、悔いのないお別れができたとの意見もあります。
さく:なるほど。どちらがいいというわけでも悪いというわけでもないんですよね。
ただ時代の流れが葬儀をどんどん小規模化させているんですね。
それでは続きは次回ということでお願いします。
まつ:はい。わかりました。
そう言えば、昨日は久しぶりに休みが取れたので、
息子と映画『アバター』を3Dで観てきました。
なかなかおもしろかったですよ。
さくたろうさんは映画とか観ませんか?
さく:映画館で映画を観るのは、年に3~4回くらい、しかも子どものリクエストになりますね。
『アバター』ですか、さくたろうも観たかったですねぇ。
なんで誘ってくれなかったんですか?
まつ:えなんでって・・・
うちの息子のリクエストで、私の家族サービスなんですからっ
さくたろうさんには関係ないでしょ
さく:ぶぅ~
葬儀事情と豆知識は不定期で更新します。
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葬儀事情と豆知識 その1
葬儀事情と豆知識 その2
さくたろう(以降さく):こんにちは、まつのみくまさん。
先日は取材写真にご協力いただきまして、ありがとうございました。
まつのみくまさん(以降まつ):こんにちは。いえいえどういたしまして。
しかしびっくりしましたね。下半身ガムテープでぐるぐる巻きでしたから
さく:えなんのことでしょう
まつ:いえいえなんでもないです。
それでは今回は「どんどん小規模化していく葬儀」のお話です。
さく:はい。お願いします。
まつ:日本はどんどん高齢化社会になっていますね。
それに伴い、会葬者(葬儀参列者)の人数が昔と比べるととても減少してきました。
ちなみに10年前の平均会葬者は150名。
それが近年は100名を切っています。
まあもっとも都心部以外ではいまだ150名前後の式が一般なんですけどね。
さく:ぶっちゃけ、田舎のほうがいまだに派手なんですね。
まつ:昔から村八分という言葉があります。
あまりいい言葉ではないですね。
大辞泉によると、
「江戸時代以降、村落で行われた私的制裁。村のおきてに従わない者に対し、村民全体が申し合わせて、その家と絶交すること。『はちぶ』については、火事と葬式の二つを例外とするところからともいう。」
とあります。
残り二分の一つは火事・一つは葬儀、これを例外とする。
こればっかりは仲間はずれにはしないということです。
さく:そうなんですか初めて知りました
ということは、火事と葬儀は、村落の中ではもっとも重要なことなんですね。
まつ:そのとおりです。
葬儀というのはそれほど重要で、どんな人でも地域の人達が手助けし、葬列を組んで執り行われてきたものなのです。
さく:そういえば、昔田舎の葬儀に参列したことがあります。
もちろんご自宅でのご葬儀で・・・
田舎のお宅は広いですからね、参列者全員がふすまを取り除いた大広間に座り、葬儀後に会食がありました。
その食事もご近所の方の炊き出しの手作りのものでしたっけ。
まつ:それが昔からの日本の葬儀のあり方ですね。
しかし最近では、葬儀各社が便利な総合葬祭会館を建設したことにより、昔さくたろうさんが参列されたような葬儀・・・町内会(講中)の炊き出し、駐車場係り、誘導係りなどお手伝いが必要なくなり、帳場受付のみをお願いする。
それさえもご近所の方にご負担をかけてしまうとお考えの喪家は、香典という相互扶助の考えもご辞退されるケースが多くなってきました。
会葬者の人数が減少してきている要因の1つです。
さく:はぁ~なんだか寂しい気もしてきますね。
まつ:近隣とのつながりが希薄になってきた住宅事情(核家族化・マンションの増加)が最大の原因だと思われます。
会葬者がたくさんの場合、多くの気苦労が喪家にはかかり、葬儀後も多くの負担が強いられます。
ただ多くの方に見送って頂けたことは、ご家族には励みになります。
一方少ない会葬者の場合、大切な方との最期の時間もゆっくりできた、悔いのないお別れができたとの意見もあります。
さく:なるほど。どちらがいいというわけでも悪いというわけでもないんですよね。
ただ時代の流れが葬儀をどんどん小規模化させているんですね。
それでは続きは次回ということでお願いします。
まつ:はい。わかりました。
そう言えば、昨日は久しぶりに休みが取れたので、
息子と映画『アバター』を3Dで観てきました。
なかなかおもしろかったですよ。
さくたろうさんは映画とか観ませんか?
さく:映画館で映画を観るのは、年に3~4回くらい、しかも子どものリクエストになりますね。
『アバター』ですか、さくたろうも観たかったですねぇ。
なんで誘ってくれなかったんですか?
まつ:えなんでって・・・
うちの息子のリクエストで、私の家族サービスなんですからっ
さくたろうさんには関係ないでしょ
さく:ぶぅ~
2010-03-29 09:59
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田舎の葬式ですが。
私の父の田舎もど田舎で、
葬儀といえば、ご近所で協力してやってましたよ。
しかしね、高齢化で、今では70歳になる父が、村の中でも若者・・・。
十数年前に祖母が他界したときは、ご近所総出で、
炊き出しとかしてましたけど、
それを最後に、
食事は弁当になりました。
先日も隣のばあさん、遠縁のじいさんと
続けてお亡くなりになり、
父も葬式ばかりと、少々お疲れ気味。
少しづつ簡素化され、近所に手をわずらわせなくなったといっても、
田舎の葬式は、まだまだ大変のようで。
でも、本当にいいのは、
親族・ご近所の方の協力あるお葬式が、
なくなられた方にとっては一番いいお見送りとなるのかも。
by LIFEUPマダム (2010-03-29 14:17)
LIFEUPマダムさん
ほんとうに昨今の葬儀事情、
原因の一つは「過疎化」ということが言えますね。
「お互い様」という言葉も死後になりつつあります。
むしろお互い干渉しないというのが
現代人にとっては気楽なのでしょうね。
by さくたろう (2010-03-29 21:24)
毎回ためになるお話、ありがとうございます。
何かあったら、相談にのってくださいね♡
by いかちゃん (2010-03-29 23:06)