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葬儀事情と豆知識 その4 [葬儀事情と豆知識]

今回もまつのみくまさんにお話をうかがいましょう。


葬儀事情と豆知識は不定期で更新します。

バックナンバーはこちら↓
葬儀事情と豆知識 その1
葬儀事情と豆知識 その2
葬儀事情と豆知識 その3




さくたろう(以降さく):前回はどんどん小規模化していく葬儀の話を伺いました。

引き続き本日もまつのみくまさんに話を聞きましょう。


まつのみくまさん(以降まつ):こんにちは。さくたろうさん。
桜の季節も過ぎたというのに、まだその赤いマフラーはどうかと思いますよ。


さくんぐっ[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
きょ、今日は先手を取られてしまいましたね[たらーっ(汗)]

それでは本題に入りましょう。


家族葬

まつ:はい。よろしくお願いします。

どんどん小規模されていく葬儀。
そんな中、多くの地域で『家族葬』がクローズアップされています。

しかし正直なところ、家族葬の定義がないのが事実です。
なんとなく少人数の式かな?という気がしますよね。
実は葬儀は、大きく2種類の定義に分かれます。
社葬(団体葬)個人葬
さらに細かく密葬・直送と区分されます。

家族葬はどこにも属さないのです。

消費者が求める実情と未だ旧体制のままの葬儀業界とのギャップを感じずにはいられません。


さく:んんん[exclamation&question]よくわかんないですね[あせあせ(飛び散る汗)]
もう少し詳しく教えていただけますか?



『社葬』と『個人葬』、『密葬』と『直送』

まつ:それでは簡単に葬儀の種類について解説します。

少し極端な例ですが、葬儀の形式は会葬者が喪主1人でも社葬、会葬者が1,000人でも個人葬ということがあります。
実は葬儀の規模やかかる費用で種類を決めるのではなく、葬儀の費用を誰が負担するかで定義付けされています。


さく誰が負担するか、でですか?


まつ:そうなんですよ。

余談ですが、葬儀費用を負担し、運営の責任者を施主、遺族の代表者を喪主と言います。
個人葬の場合、施主=喪主ですが、社葬の場合は施主が企業喪主=親族代表となっているわけです。


さく:要するに、費用を会社が負担すれば社葬、
個人が負担すれば個人葬ということですね。


まつ:はい。そのとおりです。

さて密葬直送はどちらも個人葬です。
密葬は、ひっそりと親族だけで行う葬儀と思いきや、定義上は告別式のない葬儀式のこと、
つまり後日告別式(偲ぶ会・お別れ会・社葬)をされることを意味します。

直送は、通夜・葬儀を行わず、火葬のみのお式です。
故郷に戻って後日葬儀(骨葬)をされる方、宗教上の理由、故人の意思などさまざま理由で火葬のみの方もおられます。
よく考えてみると、『誰のための葬儀なの?』って思われませんか?


さく:確かに。ご遺族のいろいろなご都合とか、体裁とかで、故人の意志に反していることも多々ありそうですよね。
でもそれはそれで仕方のないこともあると思うのですが・・・


まつ:さくたろうさんの言われるとおりです。
故人の意志を尊重してばかりはいられない、ご遺族のご都合もありますし、仕方のないことです。
もちろん否定するつもりはありません。

しかし反論を恐れず私の意見を申し上げるとしたら家族葬に行き着きます。
家族葬とは、故人を中心に遺族・親族・故人と親しかった人達だけで行う葬儀のことを意味します。
義理や体裁などを排除した葬儀本来の姿と認識できます。


さく:でもでも[ー(長音記号1)][ダッシュ(走り出すさま)]
義理や体裁を排除してばかりはいられないですよね。
故人も俗世に生きてきた人なら、残されるご遺族も俗世にどっぷりつかっているわけですから。


まつ:もちろんそうです。
私の言うことは極端ですが、こうは考えられませんか?
優先順位が
故人とのお別れが一番なら[ー(長音記号1)]家族葬
地域社会・会社関係・ご近所との関係を優先される場合は、従来通りの葬儀(個人葬)ということです。


さく:ああ、なるほど・・・[目]


まつ:結婚式は、あらかじめ来ていただく方を決めます。
葬儀は、会葬に誰が来られるのか?全くわかりませんでした。
家族葬は、この会葬者を限定するという意味では新しい形の誕生なのかもしれません。


さく:会葬者が限定される・・・というのは、確かにご遺族のご負担も減りますね。
あ、でも会葬者を選ぶのに苦慮しそうですね・・・


まつ:どうしても一長一短になりますね。
やはりその場での優先順位を決めていただき、方針を決定するしかないのです。
そのためには、前回もお話しましたとおり、
生前にご自分の葬儀のお話をご家族に伝えておくのは大切なことなんですよ。

さて長々と種類について述べましたが、この事を理解した上で葬儀を考えていかないと葬儀社の言いなりになってしまいます。
また、葬儀社選び、式場選びに必要不可欠なのです。
次回は、業界人から見た葬儀社選びのポイントについて掲載します。


さく:わかりました。今日もどうもありがとうございました。

春物の服がないか探してみますね[あせあせ(飛び散る汗)]




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コメント 1

かなぶぅ~

まつのみくまさん・・・
なんて素敵な?お話なんでしょう~
本当に 何の為 誰のための葬儀か・・・よく考えなければ~
そのためには まず業者選びから♪
まつのみくまさん こっちにも進出してきて~

ぽっちんしてくよぉ~~

お・・・私も春物の服ださにゃいけんわ・・・・
by かなぶぅ~ (2010-04-23 15:01) 

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