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葬儀事情と豆知識 その7 [葬儀事情と豆知識]
葬儀事情と豆知識は不定期で更新します。
バックナンバーはこちら↓
葬儀事情と豆知識 その1
葬儀事情と豆知識 その2
葬儀事情と豆知識 その3
葬儀事情と豆知識 その4
葬儀事情と豆知識 その5
葬儀事情と豆知識 その6
さくたろう(以降さく):こんにちは。まつのみくまさん。
毎日暑いですけど、まつのみくまさんは夏バテしてませんか
まつのみくまさん(以降まつ):こんにちは。
最近は私も肉体労働が多くて、毎日汗だくです
それに寝室が2階の西日の入る部屋で、夜になっても気温が下がらず、昨夜はとうとうギブアップ
1階のリビングに移動し、クーラーをかけて寝たので、少し復活できました
さく:偶然ですねぇ~。さくたろうも2階の西日の入る部屋なんですよ。
お布団が発熱してるんじゃないかというくらい暑くて、
昨夜はクーラー入れようとしたんですが、なんとリモコンが電池切れ
毎晩がまん大会ですね
さて、それでは今日も葬儀のお話をうかがいたいと思います。
まつ:はい。そうですね。
今回は気になる葬儀費用についてです。
皆さんは葬儀費用の平均なるものをご存知ですか
さく:葬儀の費用ですか。120~130万くらいですか
まつ:葬儀の費用ってほんと10年前まではまったくOPENにされていなかったんですよ。
少し古いデーターですが、
日本消費者センターが平成15年にアンケート調査された貴重な数字を紹介しましょう。
なんと全国平均は236.6万円
ちなみに本資料の中国地区の平均は203.2万円。
さく:ええええええぇぇぇぇ
2百万以上もかかるんですか?平均で
まつ:実はこの数字は葬儀業界でよく使われていた数字ですが、少し高いのでは・・・? と私自身は感じます。
一応参考数字ということで。
さく:はあ。そうですか
まつ:さてここで、この平均数字の半分の予算で葬儀社に
「葬儀の費用を100万円ぐらいでお願いしたいのですが・・・」
と聞いた場合どうなると思いますか?
さく:平均が2百万円なら、かなり貧相なお葬式になりますよね。
まつ:ところがおそらく
「それだけ予算をみていただけているなら100名位の会葬者なら充分な葬儀ができますよ」
との返答だと思います。
さく:ああ、それなら安心
平均2百万円と言いながら、実は安価なお葬式も可能なんですね。
まつ:さらに会費の積立がある葬儀社ならば会費+100万円の予算ですから実際は100万円以上のりっぱな葬儀ができるはずです。
さく:問題ないじゃないですか
まつ:ですよね。そう思いますよね。
でも実はここに消費者と葬儀社の認識の大きな違い、落し穴があります。
さく:えっ落とし穴って・・・
まつ:消費者の皆様は、通常葬儀費用と考えられた場合、
葬儀に関するすべての費用、
つまり家計から支出される総額(お布施・火葬料・葬儀社への支払い・その他実費分すべてを含む費用)とお考えになると思います。
ところが葬儀社に問い合わせした場合、葬儀社側は葬儀社への支払う予算と考えてしまいます。
さく:あぁぁぁぁそういうことですか
まつ:そうなんです。
すべての費用のつもりが、葬儀社への支払いの予算
実際この認識の違いでのトラブルが非常に多いのです。
金銭面でのトラブルほど後味の悪いことはありません。
いい葬儀だったものが、一瞬にしてだまされた感じがします。
さく:でも、これは葬儀社がだましたわけではないですよね。
まつ:そうなんですよね。
葬儀担当者の考えにもよりますが、プロの説明不足だと私自身は思っています。
消費者にとって良い担当者はこの点についてもしっかり説明してくれますが、
営業主体の担当者は分かっていても説明しないのが現状です。
かえってくどく説明しないので評判が良い場合もあります。
さく:はあ。それもちょっとどうかと思いますが、消費者にとっては、
いろんなことをいっぺんに言われて、パニックになるんでしょうね。
まつ:打ち合わせ終了後に「お布施はご用意され喪家より直接お渡しください」と言われ、
冷静に考えれば予算オーバーになることが分かっても・・・
「再度打合せをお願いします」
とは他の親族が同席の場合は言いにくいものです。
でも納得した葬儀をしたいなら、打ち合わせの段階、見積もりの段階で、
どの部分の費用なのかをはっきりと担当者に確認することをご提案します。
またまったく費用の見当が付かない方は、だいたいの規模(親族、会葬者の人数)を考え、下記の図を参考に葬儀の総額を算出してもらうことなどをお勧めします。
宗教者へのお布施・お礼
葬儀社への支払い
+ 飲食代・タクシー・火葬料など実費分
――――――――――――――――――――
家計から支出葬儀総費用
相手は葬儀のプロ。
だから施行(お通夜やお葬式)は安心してお任せしても、
費用を出すのは自分たちなのだから、
担当者や問い合わせた人との認識の違いがないか確認が必要です。
ちなみに冒頭の数字(葬儀の平均価格)は、葬儀総費用です。
中国地区の葬儀社への支払い費用は157.6万円と報告されています。
この数字には葬儀社が立て替えるタクシー、飲食の実費分は含まれておりません。
葬儀の総費用については多少知識を持っていただけたと思います。
さく:はい。わかりました。
とにかく葬儀社に支払うお金が、
すべての葬儀費用ではないということですね。
まつ:そうです。プラスアルファの部分をよく考えてくださいね。
それではさらに踏み込んで見てみましょう。
宗教者へのお布施・お礼については、各御家との付き合いの度合いで違ってきます。
また宗派により戒名が必要になる場合は、菩提寺によく相談された上での話となります。
この件に関しては、各宗の考え方がそれぞれ違うため詳しく知りたい方は、
菩提寺に直接ご相談されるのが一番最良の方法です。
さく:ああ、戒名に何百万も支払ったという話、聞くことがありますよね。
かなり大きな金額となりますよね。
まつ:そのとおりです。
さて餅は餅屋ということで葬儀総費用の中で、
最も構成比が高い葬儀社への支払いについて次回はお話しすることにします。
さく:はい。今日はありがとうございました。
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さくたろう(以降さく):こんにちは。まつのみくまさん。
毎日暑いですけど、まつのみくまさんは夏バテしてませんか
まつのみくまさん(以降まつ):こんにちは。
最近は私も肉体労働が多くて、毎日汗だくです
それに寝室が2階の西日の入る部屋で、夜になっても気温が下がらず、昨夜はとうとうギブアップ
1階のリビングに移動し、クーラーをかけて寝たので、少し復活できました
さく:偶然ですねぇ~。さくたろうも2階の西日の入る部屋なんですよ。
お布団が発熱してるんじゃないかというくらい暑くて、
昨夜はクーラー入れようとしたんですが、なんとリモコンが電池切れ
毎晩がまん大会ですね
さて、それでは今日も葬儀のお話をうかがいたいと思います。
まつ:はい。そうですね。
今回は気になる葬儀費用についてです。
皆さんは葬儀費用の平均なるものをご存知ですか
さく:葬儀の費用ですか。120~130万くらいですか
まつ:葬儀の費用ってほんと10年前まではまったくOPENにされていなかったんですよ。
少し古いデーターですが、
日本消費者センターが平成15年にアンケート調査された貴重な数字を紹介しましょう。
なんと全国平均は236.6万円
ちなみに本資料の中国地区の平均は203.2万円。
さく:ええええええぇぇぇぇ
2百万以上もかかるんですか?平均で
まつ:実はこの数字は葬儀業界でよく使われていた数字ですが、少し高いのでは・・・? と私自身は感じます。
一応参考数字ということで。
さく:はあ。そうですか
まつ:さてここで、この平均数字の半分の予算で葬儀社に
「葬儀の費用を100万円ぐらいでお願いしたいのですが・・・」
と聞いた場合どうなると思いますか?
さく:平均が2百万円なら、かなり貧相なお葬式になりますよね。
まつ:ところがおそらく
「それだけ予算をみていただけているなら100名位の会葬者なら充分な葬儀ができますよ」
との返答だと思います。
さく:ああ、それなら安心
平均2百万円と言いながら、実は安価なお葬式も可能なんですね。
まつ:さらに会費の積立がある葬儀社ならば会費+100万円の予算ですから実際は100万円以上のりっぱな葬儀ができるはずです。
さく:問題ないじゃないですか
まつ:ですよね。そう思いますよね。
でも実はここに消費者と葬儀社の認識の大きな違い、落し穴があります。
さく:えっ落とし穴って・・・
まつ:消費者の皆様は、通常葬儀費用と考えられた場合、
葬儀に関するすべての費用、
つまり家計から支出される総額(お布施・火葬料・葬儀社への支払い・その他実費分すべてを含む費用)とお考えになると思います。
ところが葬儀社に問い合わせした場合、葬儀社側は葬儀社への支払う予算と考えてしまいます。
さく:あぁぁぁぁそういうことですか
まつ:そうなんです。
すべての費用のつもりが、葬儀社への支払いの予算
実際この認識の違いでのトラブルが非常に多いのです。
金銭面でのトラブルほど後味の悪いことはありません。
いい葬儀だったものが、一瞬にしてだまされた感じがします。
さく:でも、これは葬儀社がだましたわけではないですよね。
まつ:そうなんですよね。
葬儀担当者の考えにもよりますが、プロの説明不足だと私自身は思っています。
消費者にとって良い担当者はこの点についてもしっかり説明してくれますが、
営業主体の担当者は分かっていても説明しないのが現状です。
かえってくどく説明しないので評判が良い場合もあります。
さく:はあ。それもちょっとどうかと思いますが、消費者にとっては、
いろんなことをいっぺんに言われて、パニックになるんでしょうね。
まつ:打ち合わせ終了後に「お布施はご用意され喪家より直接お渡しください」と言われ、
冷静に考えれば予算オーバーになることが分かっても・・・
「再度打合せをお願いします」
とは他の親族が同席の場合は言いにくいものです。
でも納得した葬儀をしたいなら、打ち合わせの段階、見積もりの段階で、
どの部分の費用なのかをはっきりと担当者に確認することをご提案します。
またまったく費用の見当が付かない方は、だいたいの規模(親族、会葬者の人数)を考え、下記の図を参考に葬儀の総額を算出してもらうことなどをお勧めします。
宗教者へのお布施・お礼
葬儀社への支払い
+ 飲食代・タクシー・火葬料など実費分
――――――――――――――――――――
家計から支出葬儀総費用
相手は葬儀のプロ。
だから施行(お通夜やお葬式)は安心してお任せしても、
費用を出すのは自分たちなのだから、
担当者や問い合わせた人との認識の違いがないか確認が必要です。
ちなみに冒頭の数字(葬儀の平均価格)は、葬儀総費用です。
中国地区の葬儀社への支払い費用は157.6万円と報告されています。
この数字には葬儀社が立て替えるタクシー、飲食の実費分は含まれておりません。
葬儀の総費用については多少知識を持っていただけたと思います。
さく:はい。わかりました。
とにかく葬儀社に支払うお金が、
すべての葬儀費用ではないということですね。
まつ:そうです。プラスアルファの部分をよく考えてくださいね。
それではさらに踏み込んで見てみましょう。
宗教者へのお布施・お礼については、各御家との付き合いの度合いで違ってきます。
また宗派により戒名が必要になる場合は、菩提寺によく相談された上での話となります。
この件に関しては、各宗の考え方がそれぞれ違うため詳しく知りたい方は、
菩提寺に直接ご相談されるのが一番最良の方法です。
さく:ああ、戒名に何百万も支払ったという話、聞くことがありますよね。
かなり大きな金額となりますよね。
まつ:そのとおりです。
さて餅は餅屋ということで葬儀総費用の中で、
最も構成比が高い葬儀社への支払いについて次回はお話しすることにします。
さく:はい。今日はありがとうございました。
2010-08-04 15:45
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