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がちゃぴんの成人式 [子ども]
今日は長男がちゃぴんの成人式でした。

年末帰省していたのに、
一度大阪に戻り、
再度帰省して、この式典に参加しました。

さくたろうは彼を出産した直後、
子宮に異常をきたし、
別の病院に救急搬送され、
緊急手術となりました。
母子が再会できたのは、
それから4日後。
さくたろうの実母が、
出産した病院から、新生児のがちゃぴんを
それはそれは、そぉっとそーっと抱え、
タクシーでさくたろうの入院する病院まで連れてきてくれました。
そこからの授乳はうまくいくわけもなく。
授乳どころか、出血多量の極度の貧血で、
トイレにいくのもままならず。
でもあの時思った。
死ななくてよかった![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
出産時の異常で、
内臓の一部はなくなったけど、
死ななくてよかった。
そして二人そろって退院し、
家に戻ると、
完全にあてが外れたのは、
長女ももぞう。
「赤ちゃん、早く出てきてね」
「お姉ちゃん、待ってるよ」
と、毎日毎日お腹に語りかけ、
やっと、「赤ちゃん出てきた!!」
と、思ったら、
大好きなお母さんは、完全に取られ、
赤ちゃんはちっともかわいくない。

さくたろうは知ってます。
お姉ちゃんは、赤ちゃんをこっそり、
つねったり、蹴ったりしとったぞ。
まあきょうだいの仲は、あまりよくはなく、
成長するにつれ、
かなりおもしろいキャラの子に。


ただね、小学校5年生から、彼の苦難が始まりました。

外でストレスを発散できないがちゃぴんは、
家で屁理屈の限りをつくし、
暴れます。
まあもともと、幼少期から、
二重人格かってくらいあまのじゃくでしたけど。
お腹の中では双子で、妊娠初期に一人は吸収されたそうなので、
さくたろうは、かってにもう一人の人格が入ってると納得してました。
屁理屈の限りを尽くすがちゃぴんに、
時に手が出ることもありました。
教科書の入ったランドセルごと
外に投げたことも一度や二度じゃない。
もみ合いになったことも何度もあります。

そして彼のストレスの原因は、
学校のことだけではなく、
家庭内の夫婦の不仲も原因でした。
いやだったんだろうね。
父親と母親のけんかを見るの。
やがてもみ合いになったときに、
さくたろうは、がちゃぴんが自分の手の力をふっと抜くのを感じ取りました。
「ああ。この子は今、力を制御した。
力じゃもうかなわない。」
力で抑えつけようとしてた。
(効果はまったくなかったのにね)

外では相変わらずおもしろい、いい子。
家では時にはおもしろい楽しい時間を共有できるけど、
さくたろう一人になったときねらって、
絡む。屁理屈攻撃ごねる。
どんだけ母好きなん?(笑)
かまっても、かまわなくても、容赦ない攻撃。
こっちも血が上るから、
何度さくたろう、家出したことか。
近所のスーパーの駐車場で、無駄な時間をずいぶん過ごした。
で、とうとう大学受験期に一切の会話を拒絶。
あのね、この時ヒステリックになりそうなのを、
喉から反吐出る思いしながら、
さくたろうの一切の言葉を、
すべてを飲み込んだのは、
「この子の幸せを願うなら、さくたろうは何をすべき?」の一心だった。
今ここで口を出すのは、
単にさくたろうのストレス吐き出すだけ。
この状況で『最善』の結果を出すには、
言葉を飲み込み、ひたすら食事の用意するだけだった。
そして、
「この子に帰ってくる家を残してやらなければ」の想い。
お互い気持ちが消化できない日々
それがどんどん山のように積み上げられていく日々だった。
おそらく彼もさくたろう以上に苦しんだことだろう。
他の家族や先生や皆さんの力を借りながら、
(この時最強だったのは長女ももぞうのアシストだった)
(さらにいろんな人に頭下げに行った。母最強。なめんなよ
)
なんとか大学進学、大阪に引っ越し。
その間も一切の会話なし。
引っ越しも入学式も終え、
大阪から一人帰る高速の道々、
号泣したなー![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
運転しながら、ずーっと泣いた![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
「もっといい関係で家を出てほしかった」
情けなかったし、寂しかったし、
悲しかったー![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
あとねもう一つ。
さくたろうようがんばった
(笑)
よう耐えた。
戦いは終わった。
子育ての大先輩に言われた言葉は大きな支えとなりました。
「やることはやったんだから、
あとは世間に育ててもらいなさい」
それからしばらくは、
買い物行くと、涙出る。
(「これ好きだったなー」とか)
若い男の子見ると涙出る。
小学生男子見ると涙出る。
中学生男子も、高校生男子も。
ほとんど病気。(笑)
親元を離れ、一年たち、二年になろうかとしていますが、
少しずつ態度が変わってきました。
大人になったのか、
反抗期が過ぎたのか。
ようやく以前と変わらないくらいの態度に戻ってきました。
はぁぁぁぁ
長かったー![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
成人式、おめでとう。
今までも今も、これからも。
母は君の応援団長。
決していい親ではなかったかもしれんが、
いっしょに成長できたと信じとる。
どこまでも君の幸せを願う。
コストコのケーキでお祝い

幼少期に仲の悪かったきょうだいも、
年齢を重ねるにつれて、
よき相談相手、話し相手になったみたいです![[揺れるハート]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/137.gif)
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子育てマニュアル的に、
反省を口にするといっぱいあるけども、
小学生の頃は「印象操作」をやったな、確かに。
こうなって欲しいっていう親の想いを誘導。
これで彼の思いを捻じ曲げようとした。
ほんまごめん![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
あ。あと最後にひと言。
すべて済んだことで、反省もいろいろありますが、
今更のアドバイスは不要です。
自分でぶちあたって、
今ようやく消化できたから文章にできます。
まぜっかえさないでね。

年末帰省していたのに、
一度大阪に戻り、
再度帰省して、この式典に参加しました。

さくたろうは彼を出産した直後、
子宮に異常をきたし、
別の病院に救急搬送され、
緊急手術となりました。
母子が再会できたのは、
それから4日後。
さくたろうの実母が、
出産した病院から、新生児のがちゃぴんを
それはそれは、そぉっとそーっと抱え、
タクシーでさくたろうの入院する病院まで連れてきてくれました。
そこからの授乳はうまくいくわけもなく。
授乳どころか、出血多量の極度の貧血で、
トイレにいくのもままならず。
でもあの時思った。
死ななくてよかった
![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
出産時の異常で、
内臓の一部はなくなったけど、
死ななくてよかった。
そして二人そろって退院し、
家に戻ると、
完全にあてが外れたのは、
長女ももぞう。
「赤ちゃん、早く出てきてね」
「お姉ちゃん、待ってるよ」
と、毎日毎日お腹に語りかけ、
やっと、「赤ちゃん出てきた!!」
と、思ったら、
大好きなお母さんは、完全に取られ、
赤ちゃんはちっともかわいくない。
さくたろうは知ってます。
お姉ちゃんは、赤ちゃんをこっそり、
つねったり、蹴ったりしとったぞ。
まあきょうだいの仲は、あまりよくはなく、
成長するにつれ、
かなりおもしろいキャラの子に。


ただね、小学校5年生から、彼の苦難が始まりました。
外でストレスを発散できないがちゃぴんは、
家で屁理屈の限りをつくし、
暴れます。
まあもともと、幼少期から、
二重人格かってくらいあまのじゃくでしたけど。
お腹の中では双子で、妊娠初期に一人は吸収されたそうなので、
さくたろうは、かってにもう一人の人格が入ってると納得してました。
屁理屈の限りを尽くすがちゃぴんに、
時に手が出ることもありました。
教科書の入ったランドセルごと
外に投げたことも一度や二度じゃない。
もみ合いになったことも何度もあります。

そして彼のストレスの原因は、
学校のことだけではなく、
家庭内の夫婦の不仲も原因でした。
いやだったんだろうね。
父親と母親のけんかを見るの。
やがてもみ合いになったときに、
さくたろうは、がちゃぴんが自分の手の力をふっと抜くのを感じ取りました。
「ああ。この子は今、力を制御した。
力じゃもうかなわない。」
力で抑えつけようとしてた。
(効果はまったくなかったのにね)

外では相変わらずおもしろい、いい子。
家では時にはおもしろい楽しい時間を共有できるけど、
さくたろう一人になったときねらって、
絡む。屁理屈攻撃ごねる。
どんだけ母好きなん?(笑)
かまっても、かまわなくても、容赦ない攻撃。
こっちも血が上るから、
何度さくたろう、家出したことか。
近所のスーパーの駐車場で、無駄な時間をずいぶん過ごした。
で、とうとう大学受験期に一切の会話を拒絶。
あのね、この時ヒステリックになりそうなのを、
喉から反吐出る思いしながら、
さくたろうの一切の言葉を、
すべてを飲み込んだのは、
「この子の幸せを願うなら、さくたろうは何をすべき?」の一心だった。
今ここで口を出すのは、
単にさくたろうのストレス吐き出すだけ。
この状況で『最善』の結果を出すには、
言葉を飲み込み、ひたすら食事の用意するだけだった。
そして、
「この子に帰ってくる家を残してやらなければ」の想い。
お互い気持ちが消化できない日々
それがどんどん山のように積み上げられていく日々だった。
おそらく彼もさくたろう以上に苦しんだことだろう。
他の家族や先生や皆さんの力を借りながら、
(この時最強だったのは長女ももぞうのアシストだった)
(さらにいろんな人に頭下げに行った。母最強。なめんなよ
![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
なんとか大学進学、大阪に引っ越し。
その間も一切の会話なし。
引っ越しも入学式も終え、
大阪から一人帰る高速の道々、
号泣したなー
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
運転しながら、ずーっと泣いた
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
「もっといい関係で家を出てほしかった」
情けなかったし、寂しかったし、
悲しかったー
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
あとねもう一つ。
さくたろうようがんばった
![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
よう耐えた。
戦いは終わった。
子育ての大先輩に言われた言葉は大きな支えとなりました。
「やることはやったんだから、
あとは世間に育ててもらいなさい」
それからしばらくは、
買い物行くと、涙出る。
(「これ好きだったなー」とか)
若い男の子見ると涙出る。
小学生男子見ると涙出る。
中学生男子も、高校生男子も。
ほとんど病気。(笑)
親元を離れ、一年たち、二年になろうかとしていますが、
少しずつ態度が変わってきました。
大人になったのか、
反抗期が過ぎたのか。
ようやく以前と変わらないくらいの態度に戻ってきました。
はぁぁぁぁ
長かったー
![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
成人式、おめでとう。
今までも今も、これからも。
母は君の応援団長。
決していい親ではなかったかもしれんが、
いっしょに成長できたと信じとる。
どこまでも君の幸せを願う。
コストコのケーキでお祝い
![[ハートたち(複数ハート)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/139.gif)

幼少期に仲の悪かったきょうだいも、
年齢を重ねるにつれて、
よき相談相手、話し相手になったみたいです
![[揺れるハート]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/137.gif)
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広島ブログ
子育てマニュアル的に、
反省を口にするといっぱいあるけども、
小学生の頃は「印象操作」をやったな、確かに。
こうなって欲しいっていう親の想いを誘導。
これで彼の思いを捻じ曲げようとした。
ほんまごめん
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
あ。あと最後にひと言。
すべて済んだことで、反省もいろいろありますが、
今更のアドバイスは不要です。
自分でぶちあたって、
今ようやく消化できたから文章にできます。
まぜっかえさないでね。
2020-01-13 19:25
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コメント(1)
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お疲れ様〜♪
本当に本当に本当にお疲れ様だったね。
今度は孫か〜
by しなりん (2020-01-14 21:25)