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ふぅを看取った直後のこと [ワンコ]

記録として、
また参考になる方がいらっしゃれば…と思いアップします。



皆さんの予想どおり絶賛ロス中ですが、
介護がなくなり、
ついでに仕事も入らずヒマなので(笑)。



とりとめもなく長文になってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]
興味のある方、お付き合いくださいね。



【あの日】

ふぅの様子を見て、
今日か明日だな、と思い
棺を持って帰りました。



旅立ちは棺を持って帰ったその日でした。



まずは口回りとお尻をきれいにしてやり、
オムツを履かせました。

褥瘡(床ずれ)になっていたところは、
ペットシートを切って巻いてやりました。



息を引き取ってから1時間後には納棺しました。

ふぅは中型犬ですが、全盛期12キロあった体重は6.2キロまで落ちていました。
棺の寸法は縦75センチのもの。

20220806ふぅ13.jpg


人間用ですので、
犬が横向きに寝ると脚の長さの幅が足りません。
(この寸法の人間用があるのがまた別の意味で悲しいですね)


なので脚を曲げて納棺するにはまだ体が柔らかいうちでないとムリなのです。



2時間後にはドライアイスが到着したので、
2.5キロ入れました。



長男がちゃぴんが帰省するのに4日間あったため、
当初から長期戦体制でした。


瞳の水分が飛んで小さくなってしまうので、
開いていた目は
閉じた状態で医療用テープで貼り1日固定。
同様に口も医療用テープで固定しました。



翌日夜にドライアイスを1キロ追加。

200220826火葬1-2.jpg

業者さん(まつのみくまさんですが。笑)が来て入れ替えてくれます。


一日空けて、さらに2.5キロ追加しました。
4日間で計6キロのドライアイスを使用しました。



猛暑のさかりでしたが、部屋は人間が過ごすクーラー温度程度(27度前後)。
棺でフタがされているので、ドライアイスの冷気はこもり、
保全に十分でした。


とは言いつつ、
さくたろうとももぞうは何かにつけて蓋を開け、
ふぅをなでまわしていましたが、

火葬するまで傷みも臭いもなく
かわいい顔を最後まで愛でることができました。



前回猫のちぃのときは広島市の火葬場に連れていきましたが、
今回さくたろうがペット葬儀社に関心が出てきたため、
大手のOペット葬祭さんにお願いすることに。

火葬炉を積んだ車で火葬する業者もありますが、
あえて据え付けの火葬炉の業者を選びました。



他の業者さんにお願いしたことがないので、
あくまでもこのOペット葬祭さんのみのレポになります。



まず電話で予約をしました。
個別火葬、遺骨はすべて持ち帰るプランです。
後々の供養するサービスなどのプランもありました。



【火葬当日】


家でお花を入れてやり、
しっかりとみんなでお別れして、
予約した時間に車で持ち込みました。
車が使えない方にはお迎えに来てもらえるサービスもあるようです。



現地で説明を受け、
プランを決めて
火葬です。


200220826火葬2-1.jpg


火葬のボタンは家族の人がと言われ、
さくたろう「行ってらっしゃい」とボタンを押しました。


200220826火葬3-1.jpg



火葬には1時間少しかかるようでした。

待合室で待機することも可能ですが、
外出してもOKだったので、
そこから近い会社へ家族で移動しました。



実は会社の展示品で現品処分しなくちゃいけない
アッシュボトル(手元供養用のミニ骨壺)があり、
使っていいよ、と言うと、
「じゃこれ」と、
ももぞう・がちゃぴんがそれぞれ選びました。



そのアッシュボトルを持って、
ペット葬祭さんに戻りました。



お骨は人間の火葬のようにそのまま出てくるのではなく、
きれいに並べてくださっていました。
これは普通なのか、ここが特別なのかはわかりませんが、
それぞれ骨を選別して並べるなんて
ベテランのスタッフさんでなければできないことだと思いました。


とにかくかわいい骨がきれいに並んでいることに感動。
そして「これが脚の骨、これが尻尾の骨」と説明もしてくださるので、
感動しながら聞き入りました。

↓ お骨の写真ですが、嫌な人もいるかもなのでサムネイルで。
(うまく表示しなければ最後に大きい写真も入れておきます)

200220826火葬4-1.jpg

この手前に写ってるのが、
アッシュボトルです。



このプランでは棺と4寸の骨壺はセットでついているそうです。

(棺は自分たちで用意済で持ち込みました)

骨壺は4寸に入らなければ
大きい骨壺になるので追加料金が必要と事前説明を受けました。



さくたろう、並べられたお骨を見て、
あ、4寸じゃ入りきらない、5寸の骨壺、車に乗ってなかったっけ?


…ありました[わーい(嬉しい顔)]


どこの車に普通に骨壺乗ってんだ?(笑)


スタッフさん:「4寸じゃ入らないので5寸の…」
さくたろう:「あ、5寸持ち込みさせてください」
スタッフさん:「??」
さくたろう:「持ち込みダメですかねぇ?」
スタッフさん:「あ、ああ、大丈夫です」
さくたろう:「すみません、勝手言って」
って、スタッフさんが「は?」てなってるの、たぶん勝手言ってたからじゃない[あせあせ(飛び散る汗)]




子どもたちは(まあいい大人ですが)
今年1月にさくたろう実母を亡くしお骨上げの要領はわかっているため、
「じゃオレ膝の皿と、尻尾の骨、あ、蹄ももらおう」などと言いながら、
さっさとアッシュボトルに自分が持ち帰りたい骨を入れていきます。


一つずつ「かわいいねぇ~」と言いながら5寸の骨壺にも入れていき、
(もはや骨までかわいい犬バカ)

最後のかけらもすべて入れ、
テーブルに少しこぼれたのも、
アルコール消毒してささっと拭き、

まつのみくまさんが手慣れた様子で
骨壺を風呂敷に包む様子は、

我々にとっては日常の光景ですが、

そこのスタッフさんが2度見されておりました[わーい(嬉しい顔)]



そんな感じで我が家に帰ってきたふぅでした。



20220806ふぅ14.jpg





あれからもうすぐ1か月。

今もお骨をなでなでしながら
「ふぅちゃん会いたいなぁ~」とつぶやいています。



尊敬する大先輩を失ったその後のらんちゃんですが、
永遠の赤ちゃんだったはずなのに
なんだか少し大人になったようです。

大先輩だったはずのふぅの介護が進むにつれ、
みんながふぅばかりかまうので、
「らんちゃんをかまってくだしゃい!」て一生懸命アピールしてたんでしょうね。

今はアピールの必要もなくなり
(みんなロスなんでかまってくれる)
大人への階段を上ったようです。



最後にお骨の写真を再度アップしておきます。
苦手な方は以下見ないでくささい。













200220826火葬4-1.jpg

左上が頭、
右、縦長は尻尾。
中央付近に骨盤、肋骨(もうよく覚えてない[あせあせ(飛び散る汗)]
左下、蹄などなど。
トレーの前がアッシュボトル。







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