8月のお客様 その５

アビーちゃんのお話は続きます。



彼女の日本語が堪能なことはお伝えしましたが、
日本のアニメが大好きなんですね。

アニメ好きは、幼少のころの「セーラームーン」から始まったそうです。

「月にかわっておしおきよ」って英語でなんての

教えてもらったけど忘れた

こんな感じかな。
「On behalf of the moon, I shall right wrongs and triumph over evil.」
直訳は
「月を代表して、私は悪への不正と勝利を正すつもりです」
（笑）



アビーちゃんいわく、一般的にアメリカで放映される
日本アニメの吹き替え版は
「ダメダメ」
「声優がダメ」
だそうです。


へぇ～
日本と日本のアニメを愛する外国人たちにとって
日本の声優の評価が高いとは、
知りませんでしたねぇ～


今回来日して東京での滞在中には、
ジブリの最新作「コクリコ坂から」を観に行ったようですが、
もちろん日本なので吹き替えも字幕もあるワケないのに、

「コクリコ坂サイコ～」
と連呼していました。

日本映画を吹き替え＆字幕なしで観ることができるなんて
すごいですねぇ。

ちなみに彼女は、日本で生活したり、
両親のどちらかが日本人だったり、
日本人の知り合いがいたり
ということはまったくなく、

私たち日本人が中学校で英語を習い始めるのと同じように
日本語の勉強を始め、
ここまで上達したそうです。

ま、アニメのおかげとも言えるのでしょうか。






さてさて話は戻ってアビーちゃんの２日目は
朝から宮島→山賊→深夜帰宅と強行軍。


そして帰りの車の中では、
いつの間にかイケメンたけちゃんも
我が家に宿泊することになっちゃったのでした。



これはいつものパターン。



子どもたち、「遊びが終了」するのは大っ嫌い。

夕方になるとお友達との遊びを終了して
帰ってもらわなくてはいけません。

なのでよく夕方になると
「お母さ～ん、○○ちゃんといっしょにご飯が食べた～い」
「お願い」
っていう攻撃が始まるんですよね。



その時の事情が許すならば、


「ええっぃわかった

ご飯食ったついでに、
風呂入って泊まってけぇぇぇ」



しかし朝が弱いさくたろう。

かいがいしく朝食を用意したりはいたしません。



「朝は絶対起こすな」

「朝食は自分たちで調達しろ」

「以上」




今回も似たようなパターンですね。

帰りの車の中で、ガチャピンが
「たけちゃん泊まってもいい」

「どうぞどうぞ」
一人泊まらせるのも二人泊まらせるのも
変わりませんから。




というワケで、
イケメンたけちゃんも宿泊することになり、

だれもがみんなゴキゲンで

なが～い一日は終わりましたとさ。





つづく

コメント 2

今の子供たちはいとこ同士で泊まることも少なく、お泊まり会の機会も少ないから、朝ご飯はなくても、泊まれるだけで子供たちは大興奮じゃない?
うちも、Abby滞在中に小四の子が二人大喜びでお泊まりしていったよ〜。夏休みの楽しい思い出になったんじゃないでしょうか。
by こゆるな (2011-08-23 20:22) 

こゆるなさん

そうそう。
そして「うちの母ちゃんなら泊まらせてくれる」ビームがバンバンよ。

厚待遇だとこっちもストレスになるけど、
勝手に泊まって勝手に帰れ、
すべて自己責任でやれよって姿勢なんで、
共感してくれる母連中だと
問題ないよね。

次回はうちの子泊まらせてくれるし。

「よくやるよねぇ～」って言われるけど、
なんにもしてないのさ。ははは。




by さくたろう (2011-08-24 00:52)