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愛犬らんのこと [ワンコ]

長くなりますがお付き合いください。

facebookでお知らせしたとおり、
令和5年6月16日、日付けが変わってすぐに、
愛犬らんが旅立ちました。


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闘病中にお誕生日を迎え
11歳になったばかりでした。



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3月31日 おでこにコブが見つかる。
4月20日 摘出手術(摘出しきれなかったことを伝えられる)
     この時点ではなんの根拠もなく良性と信じていた。
5月 6日 病理検査の結果、悪性腫瘍と判明
5月 8日 手術痕の下に再び膨らみを確認 かかりつけ医者にセカンドオピニオンの相談
5月11日 別の病院を受診するも、かかりつけ医院と同様に
     治療したとしてもおそらく効果は得られないと告げられる
(5月10日 新人保護犬りんのトライアル開始)
5月23日 漢方などを使用する病院を受診
ここから日に日に状態が悪く。
最後の10日間はジェットコースターのごとく状態が悪くなり、
6月13日 最悪を覚悟する病状を持ちこたえる。
6月15日 食欲が戻り、一旦乗り越えたかと思われたけど、
6月16日午前2時ごろ 息を引き取りました。



この間、ゴールデンウィークを挟んだり、
サミットがあったり身動きとれない日をもどかしく思いながらも、
出来得る限りの早い対応を心がけてはいましたが、
もっと早く行動できたら。
もっと早くもっともっと早く…そうしたら結果は変えられたのでしょうか。


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コブが見つかってたった2か月半のできごとで、
しかも先住犬ふぅを看取ってまだ1年も経たない旅立ちに、
混乱し、放心状態でとてもじゃないけど受け入れることができていません。


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=====

そもそもらんはさくたろうの実母の癒し犬として
実母の家に嫁ぐはずでした。

来たときの記事はこちら。

このときは、実母によりアミ―ちゃんと名付けられました。



ところが実兄の意見により、
らんちゃんに改名。


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運転免許証を返納した実母の、
せめてもの生きがいになってくれはしないかと、
実妹と計画し(妹はスポンサーになってくれました)
引きの弱いあえての小型犬。
迎えたときは既に2歳でした。
(容姿に問題があり売れ残っていた犬です)


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しかしさくたろうたち姉妹が思っていたほど、
実母は犬が好きではなかったようで。笑



お世話が面倒だからとしばしば我が家で預かっていたのが、
母の入院などにより、
完全に我が家の子として迎えることになりました。


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当時のブログの記事を見ると、
いつも『うきゃうきゃ』して
人も犬も猫も大好き
天真爛漫な子でした。


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そしていつまでも赤ちゃんでした。


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それが年齢を重ねるごとに
少しずつ落ち着いていき、
永遠の赤ちゃんだと思っていたらんが
変わってきたのは今から思うと

先住犬のふぅの死がきっかけだったように思います。


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らんの闘病中のある日、
さくたろうはらんの心の声を聞いたような気がしました。


「だって、ふぅちゃんいないから…」



なんてこと。

ふぅがいなくなって、
家族みんながかまってくれて
満足していると思い込んでいましたが、

ふぅがいるからこその食欲
ふぅがいるからこその甘え
ふぅがいるからこそのお留守番。

ふぅの存在が絶大だったとこの時初めて気づきました。

0620220911らん2-1.jpg


それから引っ越しや
仮住まいや、
リフォーム後の様子が変わったおうち。


いろんな面でストレスを与え続けていたのかもしれません。



それもこれも今さらのことですが。


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=====

らんちゃん、
助けてあげられなくてごめん。

一人で行かせてごめん。

さくたろうは、らんが死んでなお
ちゃんとあっちに行けたのか、
心配で心配で。


「おかしゃんいない」て泣いてやしないか、
そもそも容体が急すぎて
自分が死んだことさえ気づいてないんじゃないか。

そしてらんの七日七日の供養を計算してみて気づくのです。


らんの四十九日はちょうどふぅの命日8月2日になることを。


ああ、ふぅが導いてくれる。
昨年亡くなった元の飼い主
実母も導いてくれる。


さびしがりやのらんを
どうか迎えにきてやって
そして迷わず連れていってやってね。


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火葬後のお骨あげの際、
白い蝶々がいたらしいです。

ももぞうがその意味を調べたら、
「あなたのことを天から見守っているよ」。



いやいやいや。
らんちゃんは見守らんでいいから。
こっちがいつまでも見守ってやりたかった。

あなたはさくたろうの永遠の赤ちゃんです。
昔から今も、これからもずっと。



今日も「らん、おいで!」と呼ぶと、
うきゃうきゃしながら駆け寄ってくるんじゃないかと
錯覚してしまいます。








=====
さて、さくたろうの即断即決でお迎えした
保護犬のりんちゃんですが、

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この子も一緒に戦ってくれました。



闘病中のジャマは一切せず、
お笑い担当を一手に引き受けてくれたおかげで、
家の中が暗くなることなく看病を続けられ、

そして今もこの子がいるおかげで
我が家は救われています。



我が家にやって来たその日から
何年もここの住人かのごとく振舞い驚きましたが、
この子が来たのも大きな意味があってのことでしょう。



実はお散歩で歩けたのは一度きり。
唯一のらんとのお散歩でした。




以後は、腹に吸盤があるかのごとく、
地べたに張り付いて、
お散歩を拒否しております。

少しずつ慣らしていかんといけんね。



りんちゃんの相棒もそのうち迎えてあげたいけど、
もう少し待ってね。


=====

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この服はももぞうが自分が着倒した古着を
らんの服にリメイクしたものです。


「できた~」と言ったとたん、
らんが大喜びで、
「着せて着せて~」としっぽびゅんびゅんで来た
お気に入りの服。


棺の中に入れてやりました。


の、前にりんにも着せてみると同じポーズで。

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=====

今二人はこんな感じで駆け回っているかなぁ。

1520161202らん.JPG

駆けまわっててほしいなぁ。



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