動物愛護センター

ところで。


ちーちゃんが



赤ちゃんを産みました






そしてシナモンが





パパになりました。








すんまへん。うそです



この子たちは、
動物愛護センターの子たちです。



昨日、さくたろうは長女ももぞうと
動物愛護センターに社会見学へ行ってきました。



個人の申し出にもかかわらず、
センターの所長さんが、
２時間もお話や施設の案内をしてくれました。




収容されているのは、

野良犬に迷子犬。

人間によって持ち込まれた生まれたばかりの子猫。

飼育を放棄された犬や猫。



それでも幸運な子は
上の子のように、
表に出されて、
人間にもらわれて命をつなぎます。




裏に収容されている子は…

人間に慣れていない野良の子犬。
この子たちが人間に慣れれば、
表に出されます。

でも気弱な神経質な子はいつまでたっても人間に慣れない。

殺処分。



15頭の子犬が
人間に慣れる訓練をされていました。

私たちは
「おもいっきりかわいくしんちゃい！」
「早く表に出してもらいんちゃい！」
「アピール上手になるんよ！」
いつの間にか、必死でそう語りかけていました。




成犬はチャンスがぐっと減ります。




子猫も小さすぎると
命をつなぐ可能性はゼロです。

なぜならケアに手が回らないから。



私たちはそこに５匹の殺処分を待つ
目も開いてない子猫の姿を見ました。



私たちの声に反応して、
ケージの中でみーみー鳴きながら
よたよた柵に寄ってきていました。



そこには１５程度のケージがありましたが、
驚いたことに猫の出産時期には、
そのケージが子猫で埋まるそうです。



この子猫たちが、
この世に生を受けた意味が見いだせず、
やるせなさでいっぱいになりました。





人間がペットショップで
「どの子がいいかなぁ～」って
物色している間に

こんなにも多くの命が絶たれているという現実。




そして
無責任な飼い主や、

無責任なエサやり。



いっぱいいっぱい切ない、やりきれない思いを抱えて

センターを後にしました。



この記事でなにかを感じた方、

ぜひ一度、センターに見学に行ってみてください。

コメント 5

高校の時、放送部で取材に行ったのを鮮明に覚えてます。
さっきまで泣いていた犬が、ガス室に入ってしばらくすると、声が細くなり…。
殺処分される子達の、悲しい顔が、目に焼き付いてます。
何とかならないかと思いながら、二十数年経った今でも、ちっとも変わらない大変な問題です。
by まりんちょ (2012-09-03 19:53) 

言葉がありませぬ。
近所の、ネコにエサをやっているじいさんを，今日も叱ることができず・・(以前、隣のひとが、注意したら仕返しされたそうな)
「知らない」ことは、罪作りですね。
by こゆるな (2012-09-03 20:38) 

何ともやるせない現実ですが、わざわざ話を聞きに行かれた、数少ないお二人さん、有り難うごさいました。

犬は段々少なくなってるそうですが、猫は横ばいだそうです。(県愛護センター)

言われた様に、無責任な餌やりさんが減らない事。
餌をあげてもいいんだけど、避妊去勢をお願いしたいです。
餌を与えていて、子猫が産まれたら、自分の責任と思い、飼うか飼い主を探す事をお願いしたいです。

餌を与えてる人を見て注意はなかなかしにくい物ですが、パンフレットなどをその方のポストに入れておくのはどうでしょうか？


by しっぽ (2012-09-04 12:56) 

う～ん、なかなか辛いところへ行かれましたね(-_-;)

我が家の娘達にも、話してあげたいと思います。

出来れば、皆がもらわれて行くと良いのですね…(。>д<)
by しなりん (2012-09-05 14:41) 

まりんちょさん

実際行ってみると、
頭が軽いパニックになったよ。

なんでこんなとこにおるん？
なんてつかまったん？
この子の命、期限付き？

でもって、無力な自分に脱力感。

でも行ってよかった。
事実を知ることは、知らずに過ごすより罪が深いかもしれないけど、
正しい選択をする手助けになる。




こゆるなさん

そうだ。
知らずに罪を作る場合も多い。（おいおい上と言ってることちゃうぜ）

しっぽさんが言われているように、
こっそりパンフレットなんぞをポストに入れとくのもいいですね。

最近ぶっそうですから。
刺されるかも。




しっぽさん

いろいろと教えていただいてありがとうございます。

私も娘が言い出さなければ、
避けて通っていた現場でした。

えさやりさんに理解してもらうことは至難の業ですね。
本人たちは、いいことをしていると思っているでしょうね。





しなりんさん

娘ちゃんたちはまだ小さいから、
現実はなかなか言いにくいですね。

でも間違って理解しないように
上手に子どもに伝えるのも
母親の仕事かも。

娘ちゃんたちも、
犬・猫大好きっ子だもんねぇ…。





by さくたろう (2012-09-07 23:55)