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愛猫ちーのこと。 [ニャンコ]

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わしはちー。


猫じゃ。


茶トラのメスは珍しいそうな。


高く売れるかもの。うひひ。



年齢はもう忘れた。


たぶんこの家の娘っこと同じくらいの年じゃ。



ここで秘蔵写真を公開してやる。

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わしが6歳くらいのピチピチギャルのときの写真じゃ。

うほほ。

なかなかの美人じゃろ。



ところで。

なんだか世間はお正月とやらを迎えたらしいの。



実は3ヶ月ほど前から体調を崩しておったのじゃ。



正月とやらの2日目。

その日もうつらうつらしとった。



わしが大好きなこの家の娘っこももぞうが

京都のおばあちゃんとやらから帰ってきた声を聞いたような気がした。

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この家のあるじも帰ってきたようじゃの。



いつも小うるさい、さくたろうはおるし、

わしにそっけないくせに実は優しい声をかけてくれる息子は

風邪をひいて2階で寝るとか言ってたの。



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わしもかったるくて寝とった。


そしたらの。

急に体が軽くなっての、

若い元気なころのように動けるようになった。


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ふと見ると、

老いたわしの体をなでながら、

さくたろうと、ももぞうが泣いておったわ。



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この家で5年間過ごしたらしい。

犬が2匹もおるし、落ち着きのない家じゃったが、

わしはやりたいようにやっておった。



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けど、そろそろ別の場所へ行くときが来たようじゃ。



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まあ自由の身となったからには、

またのぞきに来てやってもいいけどの。

ふぉっふぉっふぉ。



じゃの。またの。


[猫] [猫] [猫] [猫] [猫] [猫] 

FBで皆さんにご報告したとおり、
2日の深夜(正確には3日の午前1時ごろ)

愛するちー[猫]は旅立ちました。

ももぞうが京都帰省から戻って3時間後、

まつのみくまさんが帰宅して数分後のことでした。



実は前回の記事の前日から下血しておりました。

内臓のどこかから出血してたのでしょう。

垂れ流し状態のケージの中は血だらけで、

日に何度も新聞紙を取り換えていました。



是非はあると思いますが、

この状態で病院に連れて行くことにさくたろう的には意味を見いだせず、

看取る覚悟はとおの昔にできており、

家で静かに過ごさせました。




思えば、その日の日中、

珍しくず~っとさくたろうに話しかけてくれていました。


おしゃべりの好きな子だったのですが、

認知になってからは言葉のキャッチボールはできませんでした。


ただその日は、小さくてかわいい声で、ずっと「にゃー。」 「にゃー。」と
話しかけてくれ、

その度に、「はあい。」 「なあに?」と会話していました。



午前中は自分からエサも食べてました。


しかしももぞうが帰宅したときは、

呼吸をしているのかどうか、
腹で確認しないとわからないくらい、

深い眠りについていました。

これを昏睡状態と言うには、あまりにもスヤスヤ眠っていて…。



まつのみくまさんが帰宅して数分後、

「あれ。ちー息してない」と。

こと切れてました。

安らかな、ほんとうに安らかな最後でした。




我が家に来て5年。

なりゆきで来てしまったわけですが、

当初は起業して間もなくで、もう一匹動物が増えるなんて、
(しかも犬派の家に猫が…!)

人間様が食べていくことすら不安を抱える状況でありながら、

そしていざ我が家に来てからはなつかず、なんか汚い、臭い。

犬と対面させても大変な状況でしっちゃかめっちゃかでした[あせあせ(飛び散る汗)]

ガチャピンはアレルギーあるし、で、

不安しかないスタートでした。



しかしお互い次第に慣れてきて、

ちーのしぐさで何度家族が笑顔になったでしょう。



ときどきするストーカー行為もかわいくて[揺れるハート]



まあでも、基本は猫様なのでマイペース。

決して甘えることなく。要求もなく。こびも売らず。

特に晩年は、その『ただ日常を生きる』姿勢に、とても教えられました。



ただね、なぜかももぞうには心を許してたみたいで、

彼女が留学で10カ月家を空ける直前には、
死にそうな状態から見事に生還して笑顔で送り出し、

大学受験に挑む際には念力を送ってくれ(これは我が家だけの自己満足現象でしたが)
見事合格へ導き、

ももぞうには何をされても嫌がるそぶりは見せず、



お互い大好きな存在でした。



そんなももぞうが昨日描いたちーの絵がこちら。

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さて本日、ちーを火葬してまいりました。

葬儀屋の特権とばかりに、まつのみくまさんにけしかけ、

この棺を用意してもらいました。

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お花もいっぱい。

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いっぱいの花に囲まれて、

美人さんのちーちゃんの顔はとても安らかで、

今にも動きそうでした。



ももぞう、ガチャピンと、最後お別れしてまいりました。

そして来世は家族で生まれ変わっておいでと約束しました。



FBをはじめ、ブログにおいては、

いつも皆さんに応援してもらい、

温かい言葉をかけていただき、

さくたろうもとても救われ、また報われました。

ほんとうにありがとうございました。



ちーの最後、謹んで報告させていただきました。


長文、大変失礼いたしました。






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コメント 4

シナモン

涙、涙、涙、、、全世界の命を授かった者は必ず最後を迎える!わかっていても分かりきっていても別れは悲しいちーちゃんの5年間、私にもシナモンにも忘れる事の出来ない時間でした。よく頑張ったね!ちーちゃん!ありがとう!
この言葉しか、、、出て来ない!、、
by シナモン (2016-01-05 00:45) 

さくたろう

そうよね。命ある者は必ず命が終わる時が来る。
彼女は彼女の役目があり、我が家に来てくれ、
そして役目が終わったから旅立ったのだと思います。
シナモンの教育係という重要な役目もあったしね。(笑)

by さくたろう (2016-01-05 14:14) 

まろ

今日まで気が付きませんで、ご冥福をお祈り申し上げます


by まろ (2016-02-01 22:57) 

さくたろう

まろさん

コメントありがとうございます。
毎回「死ぬ死ぬ詐欺」で、もしや不死身かも?と思ってましたが、
とうとう力尽きました。
寝たまま逝ったので、きっと自分も死んだことに気付いてないと思います。(笑)
ほんとうによくがんばったと思います。
猫生最後に我が家を選んでくれて「ありがとう」♪
by さくたろう (2016-02-01 23:19) 

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